私の妻は本庄市の二世帯住宅で育ったためか、小さい頃から自然や古いものが好きで、家を建てる話になった時も、最初は「古民家に住みたい」がスタートでした。当時住んでいたのは、東京の多摩地域で、その周辺には当然、古民家はなく、不動産会社に「古民家をさがしている」と伝えたときは、どの不動産会社も困り顔でした。それでも、そんな妻の思いを聞き入れてくれた不動産会社もあり、山梨県のかなり山の中まで入り、平屋の古民家を見ることができました。ただ私の職場は都内であり、そこから通うとなると往復5時間コースで、さすがに妻もあきらめてくれました。それでも妻の自然豊かな場所で過ごしたいとの思いは強く、その部分については、私も賛成だったので、駅から徒歩30分圏内で、まわりが自然に囲まれているところで、土地を探しまくりました。なかなか良い物件はありませんでしたが、1年ぐらいたったところで、裏が森で、そこは市の管理緑地になっていて、販売の可能性は当面ない森ということでした。すぐにその土地に決めて私たちの土地探しは2年の月日を経て、終了になりました。私たちは、それなりに期間に余裕があったので、いい土地にめぐりあえました。ダラダラと延々と探し続けるのはオススメではありませんが、ある程度の余裕を持って、土地探しをすることをオススメします。