空き家は一体誰のもの?

全国的に空き家が増えているというニュースがテレビでも良く扱われるようになり、ゴミ屋敷掃除のプロが執筆する空き家の記事なども読みましたが、東京在住の私には最初ピンとこないものでした。

しかし、なんとその他人事と思っていた空き家問題が我が家にも舞い降りてきたのです。

父方の祖母が亡くなってしばらくは、祖母の家(父の幼いころ住んでいた家)は借家に出していました。

田舎とはいえ、5LDKはある一軒家です。さぞ良い値で貸せていると思って住まなくいたのですが、なんと1か月1万円!?しかもその借主が、祖母が大事にしていた庭木を勝手に切ってしまったことが原因で、父の兄ともめ事になり、1か月1万円程度ならもう人に貸さないほうがかえって気楽ということで、ここ数年は空き家になっていたということなのです。

しかし、家というのは人が住まなくなるととたんに痛むんですよね。

ほんの数年で、もうこの後修理せずに人に貸すのは難しいだろうという状態になってしまいました。

今後取り壊すにしてもお金がかかるのでどうしようかと悩みの種です。