初めての注文住宅に住んでみて

高崎市に新築住宅を購入しようと考え始めたのは、夫の職場が今後もう変わることはないと判断できた時でした。家を買う際は、絶対に駅前の物件だと夫は以前から決めたいたようです。それは、万が一その家を売ることになった場合、駅前であれば比較的すぐに売れるという理由からでした。
たまたま目に留まった土地販売のチラシに興味を持ち、夫に相談してみたところ、一度見に行ってみようということになり、現地へ足を運びました。駅前でありながら閑静な住宅街をひと目で気に入り、その日に購入を決めました。6区画限定販売で、すでに各区画には購入希望者が数名ずつ応募されており、抽選になるとのことでしたが、北向きの一区画のみまだ応募者がいなかったため、確実に購入できるようにとその区画に決めたのです。
大方の間取りはこちらで考えて設計士さんに託しました。中庭を作り、吹き抜けのリビング、床は大理石を選び、全部屋にスピーカーを付けて音楽家が流せるようにしました。
唯一、残念だったのは浴室のタイルや浴槽を黒にしたことです。おしゃれでなかなかないデザインに惹かれて選んだのですが、その地域の水質の特性からカルシウムが付着しやすく、黒色は汚れが目立つのです。
娘達の子供部屋は、真ん中に引き戸をつけて閉めればそれぞれの個室になるような設計にしました。ある程度の年齢になるまでは1つの空間として使用できる方が広々としていて使いやすいです。
こだわりの家を建てて、毎日が充実したような気持ちです。好きな空間で生活できることはとても幸せなことですし、家族皆が楽しく笑顔で過ごせることが何よりも素敵なことだと思います。